夏至(げし) 2017年06月21日(旧暦5月27日)12:24
≪トイレットペーパー≫
私は昨年末から台湾のニュースに登場したトイレットペーパーを流す運動の行方に注目してきた。
最近の報道によると、運動推進のためのロゴマークの募集のほか、台北のメトロではトイレットペーパーが水溶性のものに替えれらたという。私はいよいよ環境保護署が打ち出した方針が実現されるのかと感心しながら見守っている。トイレの使用というきわめて日常生活に密着した、しかも長い伝統に根差した習慣を変えるということは容易ではないと思っていたからだ。
私は外国に行くと必ずその国のトイレの状況、使用方法を詳しく見るようにしている。最近の台 湾はどこの施設、観光地も清掃状態が良好で、気持ちよく旅をすることができる。ただ、紙を流す習慣が定着している日本人としては、率直にいって使用後の紙を目の前のゴミ箱に捨てる点だけは抵抗があった。新たな運動によってこの問題がいずれ解消すると思うとうれしくなる。
中国大陸も長らく紙は流していけないものとされてきた。ところが、昨年北京を訪ねた際に入った「公厠」にはゴミ箱はなく、流すことが可能だった。広大な大陸ではこの動きが全土に簡単に広がるとは思えないが、少しづつ変わりつつあることは間違いないようだ。上水も下水も生活基盤として最も基本的なものだ。「尾籠な話だから‥」と敬遠するのではなく、望ましいあり方に向かって積極的に取り組みが進むことを 期待したい。
初めの写真は北京の公厠。ステンレス便器はきれいに管理されていた。ゴミ箱はない。次の写真はインドネシアのトイレ。紙はあるが、お尻を洗うホースがある。
≪衛生紙≫
我從去年底就開始關注在台灣新聞上登場”衛生紙丟馬桶運動”的走向。
根據最近的報導,除了募集推行運動的標誌外,台北市地鐵也全面將衛生紙更換為水溶性的。我對環保署總算拿出方針感到佩服的同時,也持續關注是否會執行成功。因為我覺得要改變像廁所這樣與日常生活非常密切相關、而且根深蒂固的傳統習慣,不是一件容易的事。
我只要一去外國,一定會仔細地看看那一國的廁所狀況及使用方法。最近台灣不論到哪裏,設施、觀光地都打掃地很乾淨,讓人可以很愉悅地旅行。但對於已習慣將衛生紙丟入馬桶沖走的日本人來說,要直接把使用過的衛生紙丟進眼前的垃圾桶,多少還是有點抗拒的。一想到這新運動,可以解決這個問題就很開心。
中國大陸長久以來也是不能把衛生紙丟入馬桶的。但去年到北京時發現,公廁裡沒有垃圾桶,衛生紙可以沖入馬桶了。我不認為在廣大的中國大陸,要在全國推廣這活動是件簡單的事,一定是慢慢地開始在變化。上水和下水,都是生活基礎上最最基本的東西。不要因為「談這個很不乾淨‥」而避談,期待我們朝向理想的方向積極進行。
最先的照片是北京公廁。不銹鋼馬桶管理地很清潔。沒有垃圾桶。下一張照片是印尼的廁所。有衛生紙,也有清潔臀部用的水管。
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