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≪文化センター≫

  北海道に住んでいる私はときどき東京に出かけるが、時間があれば東京港区虎ノ門にある「台湾文化センター」を訪ねることにしている。ここは台湾文化の歴史や最近の動きをさまざまな視点から紹介してくれる。

  先日訪問した際は「南島風情-臺日藏書票展覧会」を開催していた。台湾の蔵書票は、日本統治時代に日本の文化人が台湾の人々に紹介したのがきっかけになったという。台湾に30年も暮らした文学者の西川満が主導し、「湾生」の画家立石鐵臣も作品を提供した。展示された蔵書票のなかには台湾らしい風物や原住民文化などをモチーフにしたものもあり、図柄を見るだけでも楽しい。

  私はもともと個人的に蔵書票に関心があり、40年ほど前に版画家に依頼して自分の蔵書票を作ってもらったことがある。とはいえ、まさか台湾文化センターで台湾の蔵書票を、しかも日台の文化交流の結果としてそれが育まれてきた歴史を知ることになるとは思わなかった。

  この文化センターの多彩な催しにはいつも感心する。私は参観できなかったが、今年23月には「台湾美術 在野の旗手 張義雄画伯追悼展」、46月には「台湾原住民の装飾イメージと美」が開かれた。7月には「台日鉄道文化交流展」というユニークな催しもあった。文化部が相当力を入れているのだろうと思われるが、企画担当者の努力に敬意を表したい。

  文化センターは私にとって宝の山。虎ノ門は中央省庁や大手企業の本社が多い地区なので、そこで働く日本の優秀な若者たちが台湾の文化に対する理解を深める場になってほしいと願っている。

文化中心

   住在北海道的我有時會去東京,如果有時間的話,就會去位於東京港區虎之門的「台灣文化中心」。在這裏會用不同的觀點來介紹台灣文化的歷史及最近的動態。

    上次我去的時候,正在舉辦「南島風情-臺日藏書票展覽會」。台灣藏書票的開端,據說是日本統治時代時,日本的文化人介紹給台灣人們的。由在台灣已生活了30年以上的文學學者西川滿所主導,「灣生」的畫家立石鐵臣也提供了作品。展示的藏書票中,有以台灣感覺風物或是原住民文化等為主題的東西,光是看圖案就很有趣。

    我個人本來就對藏書票很感興趣,40年前左右,就有拜託板畫家幫我製作過自己的藏書票。即使如此,我沒想到會在台灣文化中心了解到,台灣藏書票是台日文化交流的結果及其孕育的歷史。

   這個文化中心的多元化展覽,一直讓我很佩服。我沒能參觀到的是,今年2-3月的「台灣美術 在野的旗手 張義雄畫伯追悼展」,46月的「台灣原住民的裝飾意象及美」。7月也展出了特殊的「台日鐵道文化交流展」展覽。文化部一定費了很大的心力,我想對企劃負責人的努力表示敬意。

   文化中心對我來說是座寶山。虎之門是聚集了許多中央省廳或是大企業總公司所在地的地區,希望台灣文化中心能成為在這地區工作的日本優秀年輕人,對台灣文化有更深理解的地方。

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    陸田三郎 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()